日本語教師の日常

現役日本語教師として、留学生と一緒に奮闘中! 

「日本語ができて当然」

こんばんは。

ここ二、三日、すごく寒いですね。

寒すぎて、学校に来る学生も少ないです・・・・。

 

2017年11月に「キャリコネニュース」で留学生の就活に関する記事が出ていました。

news.careerconnection.jp

 

11月17日にテレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」が報道した、留学生の就職活動の現状について書かれています。

 

ここで出て来ているワード、「日本語ができて当然」

日本人が考える「当然」に値する日本語のレベルは、だいたい「日本人」と変わらなく話せるぐらいだと思います。実際に就活をしている留学生の友人に聞くと、大体の会社に求められるレベルは「日本語能力試験 1級」だと聞きます。

日本語能力試験 1級」は、毎年30%ほどしか合格者がいません。

漢字も2500字程度覚えておかなければなりません。

2級合格者が1級に合格するために覚える漢字の数は約1300字。

3級合格者や2級合格者の友人や学生に聞くと、「受ける級の勉強をしているときに、次の級の漢字も一緒に勉強していた」と言っていました。

日本語能力試験」の他に「BJTビジネス日本語能力テスト」などもあります。

以前、ブログに「日本語は日常会話をするためには1万語の語彙を覚えなければ会話がなりたたない」と書きました。

日常会話で1万語以上ということは、ビジネスで使用するとなるともっと語彙、そして「敬語」が必要となってくるのです。

 

企業は、外国人を欲しています。

しかし、外国人のレベルと企業が欲するレベルがあまりにもかけ離れていると私は感じます。

 

そうなると、学生はどこに就職を求めるかというと・・・・

アルバイト先や母国に進出している日本企業だったり、国へ帰ったり・・・

学生の希望職種への就職は厳しくなってしまします。

そして、リクルートサイトも日本人向け。留学生にとっては使いにくいのです。

 

日本社会は、外国人、インバウンドを求めています。

留学生も日本社会への進出を求めています。

求めているからこそ、もっとより良いものに、よりよい社会になって欲しいものです。